Rim large dish(リム付大皿)

メインディッシュの為のうつわ
リムから感じさせる「余裕」と「特別感」

料理は、どんなサイズのうつわに盛るかで印象が大きく変わります
小さな器にぎっしりと盛った一人前は「手軽」なイメージが沸き
大きな器に少量を盛った一人前は「特別感」が出ます
この器は後者、「特別感」を感じさせる、余裕のあるサイズです

特にリム（口縁）は、幅が広ければ広い程高級感に繋がります
しかしながら、高級料理店で出てくるリムの広い皿に盛られたメインディッシュは、コースのうちの一つの料理です
自宅では一度に食卓へ料理を並べる家庭が多いでしょう
この皿は、程よいリム幅でカレーやパスタ、オムライスなど、一品で満足できる料理をたっぷり盛ることができる容量のある皿
カレーだって、たっぷり夏野菜カレー、カツカレー、ごろっとお肉のスープカレーなど
大きな皿には、それらを受け入れる余裕があります
その余裕は、知らず知らず見た目に与える印象として、普段の料理を格上げしてくれることでしょう

また、ファミリースタイル（大皿に盛って各自取り分ける方式）でも活躍します
取り分け料理の代表としては中華料理、トッピングを乗せたフレッシュサラダ、揚げ物料理など、このスタイルでいただく料理の皿としては前記と一転して、とてもカジュアルに使えます
年代にもよりますが、２～３人家族が使う大皿として充分なサイズ感です
リムより内側の幅は７寸（２１cm）であり、程よい深さ
それは私が思う、一番活躍するであろうこだわりのサイズです

全体は優しいアイボリー、生成りの素地に降りかかった雪の様な色味
リムの裏側には弁柄による鈍くも奥行きのある色、こんがりした焼き締めの縁取り
皿を持ち上げ、洗う際も掴むであろうリム付近に配置したこのデザインは
ひとつのアクセントであると同時に、指から滑り落ちにくくする役割も担っています

高さ：約５０㎜
幅：約２６０㎜
リム幅：約２５㎜
リム内側幅：約２１０㎜