2024/10/18 14:28

制作していて一番気持ちが入る、カップ
カップは中でも、特に肌に触れることの多いうつわです
飲み口、取っ手、厚み、容量など、こだわれるところは沢山

取っ手が大きく指との空間が空くほど、重みを感じやすく
取っ手があるものと無いものとでは、あるものの方が重みを感じます
前提として、重みについては人によって好みがありますが
私の場合は、湯呑は厚めに作り、手に熱が伝わり過ぎないようにし
取っ手付きのカップは軽めに作るようにしています

自作のうつわは実際に自分で何度も使ってみては、洗ってみてを繰り返します
使ってみて感じることも多く、作る度改良していってます
現在作っている脈のカップは、実は右手に持った時と左手に持った時、飲み口となる付近では
凹凸を抑えてあります、とても大切な飲み口のこだわりです

「人が使うこと」を考えて作る、それは私にとって楽しい作業です